肩こりになるのはなぜ?女性も肩や腕を鍛えるべし!実はあなたの肩が頭と腕を支えている(寝屋川市のパーソナルピラティス教室)
肩こりは何故なるのか?⇒筋肉の過緊張から始まる。スマホで寝転がって読むマンガ。
肩こりで悩む方はとても多いように感じます。個人的にはスマホが急激に普及し始めた2010年以降、世代を問わずに肩こりが慢性的な不定愁訴の1つになった感覚があります。ピラティスインストラクターである私も肩こりを抱える1人です笑。ちなみに女性の不定愁訴の第一位は「肩こり」です。
当時、私は中国に住んでいました。スマホが日本で流行する数年前には中国ではすでに普及しており、周囲の日本人たちも同じように持ち始めていて、スマホでラインやウィチャット(海外版のラインのようなもの)を楽しみだしました。私ももちろんその一人。在中時代はかなり腰痛がひどく、2~3日に一度は病院に通ったり、時にはひどいぎっくり腰で眠れずに徹夜をする日もありました。当然、駐在している日本人ママたちと子連れランチなんてほとんど行けません。1歳の息子のお世話も床に寝転がってパペットで遊んであげることが精いっぱい(泣)
そんな私の楽しみは寝転がってスマホで見る電子書籍。いまでは300冊ぐらいあるかも笑。これがやめられずにひどい首こりと肩こりに悩むようになりました。
筋肉の過緊張は何故起こる?⇒筋肉を動かさないことが続く(同じ体勢が続く)
「お正月は箱根駅伝をずーっと見ていました」という方、少なくないでしょうね。レッスンに来られた方も仰っていました。「筋肉が硬くなっている」という状態は、私のようなぎっくり腰やこの冬に流行しているインフルエンザ等で寝込んでしまっているときには予想がつくでしょう。でも、日常生活で座りっぱなしや立ちっぱなしなどの同じ体勢で動かないということでも筋肉はすぐに硬くなります。筋肉にとって「動かない」ということはかなりのストレスとなります。この状態は血流を悪くしてしまいます。そうするとその部分は養分が上手く届かないので冷えが生じ、疲労物質が溜まります。これが「不快感」(ダルさなど)となり、そのまま放っておくと「痛み」となっていきます。
これが肩こりのメカニズムです。では、何故肩や首が過緊張するのでしょうか?
頭と腕を肩で支える必要がある⇒アウターマッスルの弱化とインナーマッスルの使い方
二足歩行の人間は頭と腕を肩で支える宿命です。その宿命から逃れられないならば、自分の頭と腕を支えられる筋肉の強さが必要。つまり筋力不足が理由の1つ。もう一つは、「腕だけで動かすこと」が多く、アウターに頼りすぎているということ。この2つが重なるということは「弱い筋肉ばかりをつかって生活をしている」ということになります。
肩こりは肩甲骨の位置を整えることががポイント!
マット&マシンのピラティスで全身を整えていく!~1対1だからこそ届くレッスン~
肩こりを訴える方のほとんどの方は姿勢がよくなく、特に横から見ると背中がもっこりしていて首が見えていない方もいらっしゃいます。
上の写真を参考にしてみましょう。レッスン前の写真は肩の高さも大きく違い、左右の肩甲骨が浮き出てTシャツの上からでも盛り上がっているのがわかります。レッスン後には肩の高さの違いは残るものの、かなり背中はスッキリしています。
ピラティスは「体を整える」エクササイズ。筋肉が硬くなると柔軟性や筋力のアンバランスが起きてしまいコリを作り、骨を正しい位置で支えられなくなります。これが不調の始まりです。ピラティスは正しい体の動きや筋肉の使い方を学びながら体を動かしていきます。結果、不調を起こす「骨のズレ」を正しく戻します。
ピラティスでは腕や脚を体幹のインナーマッスルをコントロールしながらインストラクターの指導の元、リズムよく正しく動かしていきますが、華やかな動きではなくラジオ体操よりも簡単な形が多いです笑
アウターマッスルよりもインなーマッスルの動きに集中し、呼吸に合わせてリズム良く5回~10回程度、流れに乗せて動きます。動きは簡単ですが普段意識しないインナーマッスルを使うことは容易ではありません。
硬い筋肉をに柔軟性を与え、使えていない筋肉を呼び覚まし、骨の位置を正しく戻していきます。だからこそ、体にスッキリした感覚が広がります。
当教室ではマットとピラティスを併用しています。硬いところはストレッチやリリースをし、使いづらいお腹の筋肉に力を入れることと呼吸のコントロールをお伝えしています。教室にくるお客様はピラティスを知らないばかりか、運動が苦手だったり習慣がない方ばかり。そんな方でも楽しめるアットホームで笑いながらできる雰囲気の教室です。(動画は実際のレッスンの様子)