【お客様の変化】変形性股関節症を持つ方はお尻が硬い!どんなパーソナルレッスンが良いの?(パーソナルピラティス&ヨガsmile:AMI)

2024年9/23に初体験のお客様:レッスン前後写真(パーソナルピラティス&ヨガsmile)
この日に初めて来られたお客様のレッスン前後写真です。腰の反りが減って前傾姿勢も良くなりました。前傾姿勢は骨盤も前傾していることがあり、股関節を更に詰まりやすくしてしまいます。

変形性股関節症って何?:股関節の臼蓋形成不全を持つ方がなりやすい病気の一つ

股関節臼蓋形成不全

このような股関節の形を持つ方は、股関節が外れてしまうと大変なことなので、骨盤を前傾させて歩く習慣ができてしまい股関節のスキマが狭くなってしまいがち。この状態で日常生活を過ごすと骨盤前傾からくる様々な症状が体に起こってしまいます。若い時は耐えられますが年齢を経て、筋力が衰えたり体重増加などが続くと、股関節の軟骨がすり減り「変形性股関節症」を発症してしまうこともあります。そうすると痛みを伴うこともあり、日常生活に支障きたす場合もあります股関節の臼蓋形成不全はそれほど特別な事ではありません。アジア人の女性に多いと言われています。私も脳の病気がわかる前には股関節の痛みで整形外科に通っており、MRIで両方の股関節の臼蓋形成不全が認められました。

変形性股関節症は手術が必ず必要?:軽度のうちは運動療法を!

痛みが出てくると日常生活は辛くなってしまいます。歩きづらくなり外出も億劫になって運動不足にいたってしまう方もいるでしょう。上の文章にも記載しているように体重増加を加速させて股関節への負担も大きくなってしまうので良くありません。
初期の段階では様子を見て、病院から運動の許可が出たならば薬と併用するなどして運動療法をされる方もいます。写真のお客様も手術をすすめられましたが、2件目の病院では手術よりもまずは運動と投薬治療で痛みのコントロールをすることをすすめられ、縁があって当教室へ来ていただきました。

ピラティスのサイドトレーニングでお尻を「鍛える」:お尻の硬い人はストレッチから

お尻のトレーニングは股関節の硬さの原因となるお尻のインナーマッスルを活性化する効果が期待できます。私も日常的に行うトレーニングの一つです

https://youtube.com/shorts/a6EUJqtYvPs?si=o4JYOcVh1NtTLk38 ←お尻のストレッチはこちらのユーチューブのショート動画で紹介

ここで、前半の文章に記載している「股関節の臼蓋形成不全を持つ方は骨盤を前傾させて歩く習慣ができてしまう」ということと深く関係します。
つまり、

股関節臼蓋形成不全の方:痛みの発症プロセス

という流れを食い止めること、「痛み」発症させないための1つの条件である、「骨盤前傾」を整えることが重要となってきます。股関節の臼蓋形成不全を外科的に治療する(=手術)ということは医師しかできませんが、運動指導者でもあるピラティスインストラクターとしてできることは、まず医師や病院から運動の許可が出ているならば、「正しい体の使い方」を指導して、その方が「自分で自分の体のコンディションを整える」ことができるようにしてあげること。そして、なるべく痛みが出ない生活ができるように後押ししてあげること、仮に痛みや不調が出た場合に寄り添えることです。

骨盤前傾は主にお腹のインナーマッスルである腹横筋の下部が弱いからです加えてお腹の横の筋肉である腹斜筋も上手く使えていないことが多く、その為に胸郭が下がらず、肋骨は開いたまま。姿勢を正しくキープすることも苦手です。骨盤が前傾しているので背中側はより一層硬くなり、腰やお尻の上部は柔軟性が足りていないこともあります。

腹横筋と内外腹斜筋(パーソナルピラティス&ヨガsmile)

ピラティスは呼吸と共にインナーマッスルを使う⇒弱いところを鍛えて硬いところは柔軟性を出す

上の動画で行っているトレーニングでは呼吸と併せて動いています腹横筋は吐く息の主力筋。内外腹斜筋は共に吐く息を補助して胸郭を下げていく働きがあります。したがって、これらの筋肉が上手く使えないと「肋骨は飛び出て下腹を突き出した姿勢」となり「骨盤前傾」を誘発してしまいます。
サイドトレーニングは股関節をしっかり動かしてお尻のインナーマッスルを鍛えるトレーニングですが、同時に肋骨を開きすぎず下腹を凹ませたままトレーニングをすることが大切です。これらを同時に正しく行うことで股関節の働きに重要なお尻の筋肉も鍛えながら骨盤前傾も整えていきます

当教室では、股関節に詰まりがあったり腰に違和感がある方、下腹ポッコリを無くしたい方などが多く来られています。今夏からユーチューブを始めて問い合わせや体験レッスン、グループレッスンの依頼も増えました。私と同じような主婦でお母さんの方もいますが若い20代の方もいらっしゃっています。

皆さんの姿勢の共通点で多いのは「反り腰」だということ。これは骨盤前傾の方によくみられる姿勢の特徴です。そして吐く息を長く深く吸えない方が多く、肩を上下させている方がほとんどです。

姿勢を良くしたいと思っているかたは世代に問わず皆さんが感じている悩みの一つですが、「方法」がわからずに放置してしまっている方が多いのではないでしょうか?当教室ではその方の筋力や悩みに合わせてメニューを考えてレッスンを提供しているマンツーマンレッスンなので、運動が苦手な方や経験が少ない方にも丁寧にご指導できるのが強みです。まずは気軽にお問い合わせやYouTubeをご覧になってみてください。お尻のストレッチやお腹を使うピラティスの呼吸法、お尻を鍛えるサイドトレーニングなどを紹介しています。

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