マシンピラティスグループレッスンに向かない人と向く人特徴3つとは?(パーソナルピラティス&ヨガsmile:AMI)

5月からはリフォーマーピラティスをレッスンに取り入れます

グループレッスンに向く人①日常生活に問題はない方、運動不足解消が目的

グループレッスンに向く人は、「日常生活では問題がないけど体が重いなあ」とか「日常生活にはほとんど問題はないけれど、ちょっと肩や腰がだるいかなあ」という方は筋肉を動かすことが少なくなっている「運動不足」からくるダルさ、しんどさが悩みがほとんど

グループレッスンで体を動かすことをすると、血流が良くなり、体も温まり、全身の筋肉が活性化されますので体が軽く感じやすいです。終わった後は爽快感があるでしょう。
また、意識していない筋肉を繊細に動かすことが特徴のピラティスは通常の筋トレなどよりも、体の細部まで意識をして集中しながら行われます。
その結果、脳へのリフレッシュ効果もあります。ただ、レッスンの参加者と共に同じリズムでエクササイズをするので、ある程度の筋肉の柔軟性や強さ、運動の反応の良さは求められると言えるかもしれません。

リフォーマースタジオ

グループレッスンに向かない人①個人特有の痛みや不調改善、リハビリを目的としている人

グループレッスンは、当然ながら個々の体の特徴にフォーカスされた内容ではありません。もちろん、インストラクターは禁忌事項やケガをしている部位がないかどうかなどの確認はしますが、その方だけに特別なレッスンはできません。「無理をしないように気を付けてください」と言うしかないのが現状であり、エクササイズが上手くできない方への声かけやモディヒケーション(軽減法)の提案はできますが、そばまで行って全ての方にサポートはできません。

こういった方には、パーソナルレッスンがお勧めです。パーソナルの場合はまず「ヒアリング」をします。このヒアリングの内容からインストラクターは個々に応じた悩みと目的を知り、レッスン内容を組み立てることができます。筋肉の「柔軟性」「弱化」「硬さ」がどの程度なのか?骨格の特徴はどうなのか?それによって起こっている問題と不調や痛みとの関連などを踏まえた、オリジナルなレッスン内容をご提供できるのが「パーソナルレッスン」の強みと言えるでしょう。さらにマシンピラティスはパーソナルレッスンには最適のツールです。スプリングの負荷やヘッドレストの高さを変えるだけでモディヒケーションは成立します。代表的なリフォーマーだけでも数百種類のエクササイズが可能です。もちろん、インストラクターのお客様の体を見極める力は必須となるでしょう。

リフォーマーパーソナルレッスン:イメージ画像
リフォーマーピラティスのエクササイズ「マーメイド」をしている風景。

グループレッスンに向く人②ピラティスやマシンピラティスをやってみたい人

グループレッスンに向く人は、「まずはピラティスやマシンピラティスをやってみたい」という方には向いています。大手であれば安価で体験ができるところもあり、難しいエクササイズはあまりないこと(初心者向けの内容)が多いからです。また、月謝制などもあるのでスケジュールの調整がつきやすい人はお得かもしれません。
ある程度のマットピラティスの経験者ならば、初回にマシンを扱う注意点さえ覚えればコツはつかみやすいでしょう。マットピラティスで行う動きとマシンピラティスで行う動きは同じ原則である場合も多いからです。コアを使いながら背骨を長く使う、呼吸に合わせた動きをリズム良く行いながら進めていくという点はマットと同じです。
参加者と共にリズムに合わせて、呼吸と体への意識を途切れさせずに行うことは一体感を生みます。見知らぬ者同士でも仲良くなれるかもしれませんね。


グループレッスンに向かない人②人前で運動することに自信がない、苦手な人

「運動はしてみたいけど、人前ではちょっと・・・」というお声を教室に通って下さっている方から良くお聞きします。
理由は様々ですが以下のような理由が多いようです。
・自分の体形に自信がない
・運動が苦手(orほぼ経験がない)だからついていける自信がない
・グループレッスンでは何が体に良いのか実感がなかった

特に、2番目と3番目の理由は、過去に大阪市の個人経営のスタジオで、ピラティスのパーソナルレッスンを担当していた時にもお聞きした内容でした。
運動が好きな方、得意な方、経験のある方にとっては考えたこともないかもしれませんが、経験が少なく苦手な方は、今の健康状態やスタイルを顧みて「仕方ないなあ」「このままではマズイ・・・(T.T)」と考えて始める方が多いので、「運動が好きで始める」というスタートではない方も多くいらっしゃいます。そんな方にとっての心配事は「ついていけないこと」
その点、パーソナルレッスンではどんなにできなくても、他の人の目を気にせずに行えます。更に、インストラクターが強度や難度を調整してくれるので安心です。
加えて、グループレッスンではピラティスならではの声掛け(キューイング)や体の専門用語(骨や筋肉の名前)が多用されます。しかし、運動経験も少なくピラティスも全く初めての方には「尾骨を重くしてみましょう」と言われてもピンと来ません。ましてや仙骨はどこかもわかりませんし、年配者には「あばら」は通じても「肋骨」と言われてすぐに反応ができない方もいます。これらを踏まえて、その方が最もわかりやすい言葉でレッスンをすすめられるので、お客様に体への効果を実感していただきやすいのがパーソナルレッスンだと言えるでしょう。

ペアストレッチの画像(パーソナルピラティス&ヨガsmile)
太もも裏が硬いとエクササイズも上手くできません。そういう方にはストレッチを行ってからトレーニングを行います。

グループレッスンに向く人③他のエクササイズやスポーツも楽しみたい人

グループレッスンに向く人は「ピラティス以外にも他のエクササイズもやってみたい!」という方。運動をすることに自信や経験があり、体を動かすことでコンディションを整えているような方にお勧めです。なぜなら、こういった方はまず、「動ける体を持っている」からです
体の反応も良く、ご自身のコンディションに応じて負荷や難度の調整も上手です。
過去に効いた話では、ダンスが趣味のある女性はダンス後に腰の違和感や辛さがあったそうです。彼女にはダンスができるアウターマッスルや柔軟性は備わっています。しかし、インナーマッスルを使うピラティスをすることは苦手なようでした。マシンのグループレッスンを受講しながら、体幹の使い方、背骨の柔軟性と可動性、コアの使い方を知り、ダンスをした後の腰の痛みやだるさが軽減されたそうです。
マットピラティスでも体への一定の効果はありますが、マシンではマットピラティスでは気づきにくい「伸ばしながら鍛えていく」という部分が強調されます。「背骨を長く使いながらコアを入れて負荷に負けないように四肢を動かす」ことを続けるうちに腰への不安はなくなったそうです。
他のエクササイズやスポーツにお金やかけている方は、グループレッスンで費用を抑えられることはいいですね

グループレッスンには向かない人③グループレッスンの強度や難度では物足りない人

社会人で稀にいますが、(わが夫はこれに属する笑)テニスやサッカー、バスケットボールやバレーボールなどの社会人リーグに所属してがっつりスポーツをしている方は、その競技特有の体の使い方があるので筋肉の発達もかなり違います。さらに故障していることも多く、グループレッスンの動きだと痛みを誘発することもあります。この方たちと同様なのは中高生の運動部の子供達です。運動部の子供たちはほぼ毎日体を酷使していますので膝や肘などの関節に痛みや違和感があることも多いようです。
こういった方々は、日常的にかなりの強度と頻度でスポーツをしており、公式戦が定期的にあります。合間に練習試合もあるので早めに疲労を取りながらパフォーマンスを下げないことが重要です


加えて、時間が限られているので、グループレッスンの時間とは合わないことも多く参加できないことも少なくありません。
その点、パーソナルレッスンであれば、インストラクターとお客様とで時間を調整すればいいだけなので融通が利きやすく、体をしっかり見極めながら行うレッスンとなるので、痛みがある箇所は痛みが出ないエクササイズの提案もできます。マシンピラティスのリフォーマーではスプリングを全てセットして動かないようにし、ベッドのような使い方をしながらまずはストレッチから行うなどの応用もできます。

バルセロナ時代のメッシ

一方、フィットネスインストラクターだからと言って筋力も柔軟性も優れているわけではありません。一般の方よりはできるかもしれませんが、仕事としてやっていくにはそれ以上の筋力と柔軟性や「動ける体」が必要です。弱化している筋肉を鍛えるエクササイズと柔軟性が必要なところ、回旋、側屈、屈曲、伸展の全てにおいて得意不得意は存在します。それらを細かく見極めながらのエクササイズは通常のグループレッスンの難度や強度では物足りないでしょう。マシンピラティスであればインストラクターの指導の下、スプリングの負荷を変えながらボックスやボールなどの補助道具を使いながら背骨の柔軟性と伸展、コアの使い方を同時に行えます。

①日常生活に問題がない体の持ち主
②ピラティスやマシンピラティスをやってみたい人
③費用を抑えて他のエクササイズや趣味を楽しみたい人

①個人特有な痛みや不調を持っている人やリハビリが目的な人
一般的な決められたマシンピラティスのエクササイズはできない方も多いので、マシンの良さを使いながらお客様に適した内容を提案

②運動経験が少ない、苦手な人
→人前では恥ずかしくて、委縮してしまったり緊張する方は本来の能力が発揮できないことも多いし、何がわからないのかできないのかを伝えることを
諦めてしまうようです。マンツーマンレッスンではなんでも聞けます

③グループレッスンの時間も内容も自分に合わない人
→高いパフォーマンスを必要としている方や強度の高いスポーツを頻度も多く行う方には早めの回復とパフォーマンス維持が必要。加えて疲労を取ることも重要です。マッサージやリリースを取り入れたカスタマイズした内容をご提供できるのがパーソナルレッスンならではです。

当教室ではピラティス+αのレッスンで姿勢を美しく健康な体へ

有松様
リフォーマーのエクササイズの「フットワーク」では足のアライメントを正しくするのに役立つエクササイズです

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