ヨガティス開催=ヨガ+ピラティスってどんな感じ?(パーソナルピラティス&ヨガsmile:AMI)

パーソナルピラティス&ヨガsmile
インストラクターAMI「ヨガティス」イベント
今回で3回目の開催。淀川パルコープの皆さんに感謝。依頼をいただいた友人のインスタはコチラhttps://www.instagram.com/moriguchi.motto.moriagetai

ヨガティスって何するの?~眠っているお腹を目覚めさせる~

ヨガティスはその名の通り、ピラティスとヨガのいいとこどりです。ピラティスとヨガのどちらも学び、レッスンを提供しているインストラクターの中にはこういう名前でレッスンを提供している方も以前はチラホラいました。(2019年ごろに当時勤めていたスタジオオーナーから聞きました。)
「ヨガティス」「ヨガピラ」など名前は違いますが、両方のメソッドを取り入れている点は同じだと思われます。

ヨガとピラティスの違いとは?~大きな違いは2つ~

①呼吸法の違い

ヨガは一般的に「腹式呼吸」ピラティスは「胸式呼吸」です。ヨガでも動きの激しいもの(アシュタンガヨガなどは主に胸式呼吸)は胸式呼吸ですが、リラックス系のヨガは腹式呼吸を行い、精神をリラックスさせる副交感神経が優位になる呼吸法です。(瞑想やリストラティブヨガなど)
ピラティスは一貫して胸式呼吸です。お腹は薄く保ったまま(凹ませたまま)胸を広げる呼吸で活動を活発にさせる交感神経が優位になる呼吸法です。

お腹を使うという点では同じですが、お腹を凹ませることを続けるピラティスではお腹の一番深いところにあるインナーマッスル、「腹横筋」へのアプローチがよりできます。お腹を膨らませたまま行う「ブレーシング」もインナーマッスルを使いますが、初心者が、より意識しやすいのは凹ませたまま行うドローイングと言われています。私もお客様や会員様の様子を見ていると同じように感じています。
ピラティスの呼吸はこのドローイングとよく似ています。(正式にはピラティスの呼吸は「胸式ラテラル呼吸」)(コチラのブログでブレーシングとドローイングについて紹介しています⇒ https://amiyogapilates.com/2023/07/26/drawing-and-bracing/

②目的の違い

ヨガの目的は「心の平安」です。アーサナ(座法:ヨガのポーズ)も大切ですが、一番は「心の持ちよう」だということ。
楽しい事があるときも、悲しいことがあるときも、関係なく心が波立つことがない状態(=中庸:ちゅうよう)を保つことが大切であり、その先にある「本来の自分」に気づくことが一番の目的です。ヨガ哲学を教えてくれた私の先生は、この世にいるヨギーやヨギーニは全て「ヨガの修行の途中」だと仰っていました。人生は本来の自分を見つける長い旅とも言えますね

一方、ピラティスの目的は「体の機能改善」です。約100年前にピラティスを考案した、ジョセフ・H・ピラティス氏はもともと体の弱かった自分のためや周囲の人たちの健康維持のためにエクササイズを考案しました。その後、第一次正解大戦中に負傷した兵士やキャンプ仲間に対して、多数のエクササイズを考案しました。もちろん、精神の安定やリフレッシュにも効果はあり、リフォーマーピラティスを教えてくれた私の先生は「動く瞑想」とも呼ばれていると教えてくれました。

パーソナルピラティス&ヨガsmileのインストラクターAMI「ヨガティスイベント」
ヨガのポーズ「プラサリータパドッタナーサナ」をする前に肩関節の使い方を説明しながら行います。

ヨガでは知らなかった体の使い方がわかる~解剖学的な視点から伝えられる~

上記の写真のプラサリータパドッタナーサナを例にしてお話しします。
このポーズは写真の通り、腕を後ろに回してそのまま前屈をしていきます。肩が辛い方や背中や肩甲骨周辺のの筋肉が硬い方は、背中に腕を回すことが難しいです。でも下図のように、肩関節の使い方を丁寧に順を追って説明しながらポーズを作っていくと、無理なくできる方もいます。ピラティスの考え方を入れたヨガのポーズという感じでしょうか・・・。ヨガのインストラクターでも関節の動きにフォーカスしてポーズを深めやすくするようにインストラクションで誘導される方もいますが、「肩の高さに腕を上げて、背中で手を組んで前屈します」という形だけにフォーカスする誘導をされる方もいらっしゃいます。そうすると、ポーズが深まりにくく、心を調えることも難しくなります(=呼吸が深まりにくくなるため)

パーソナルピラティス&ヨガsmile
解剖学的な視点からプラサリータパドッタナーサナを説明

ピラティスでは体験できないリラックスタイム~シャバーサナで体と脳をリセット~

ピラティスはレッスンの間はずーっと「スイッチON]です。体のインナーマッスルを使い続けることで、気づかなかった左右差や使ったことのない筋肉へアプローチすることができます。「ワンボディ=統括した体」を感じながらエクササイズをすることが大事です。
その分、脳はずーっと神経を研ぎ澄ました状態で集中している状態です。これはこれで脳のリフレッシュになりますが、緩急はありません。

その点、ヨガでは最後に「シャバーサナ」の時間があります。レッスンの間は自分の体と向き合い、心と向き合いながらポーズを行います。集中をし続けた後にある、全てを解放する時間、それがシャバーサナです。シャバーサナはマットの上で寝ているだけなので一番簡単だと思われがちですが、脳も空っぽにして全身を委ねる時間です。本来、眠ってしまうことは良しとはしません。(インストラクターが眠ってしまった方を、あえて起こすこともしませんが笑)
まどろんでいる状態はリラックスできているとも言えます。リラックスしているときは副交感神経を優位にし、脳のリフレッシュ効果に繋がると言われています。

ヨガティスってこんなにいいところがある(パーソナルピラティス&ヨガsmile)

教室ではヨガもピラティスも経験のない方ばかり

パーソナルピラティス&ヨガsmileのインストラクターAMIの活動

ヨガもピラティスもしたことはないけど、運動はした方がいいかも。。。。と考えて来られる主婦の方が一番多いのが私の教室。姿勢を整えたいのはもちろん、肩こりや腰痛に悩む方が多いです。症状は同じでも体の特徴は少しづつ違います。それは姿勢がその方の生活スタイルと深い関係があるからです。
個々の体に応じて軽減法なども提案できるのは、その方の体の個性を見極められるインストラクターならではの強みです。

出張も承っています。

自宅まで来られない方や夜しか時間が取れない方には出張でもお引き受けしています。グループレッスンならば男性でもOKです。グループでも○○さんは腰が辛いから脚は上げずに、△△さんは慣れているから脚を上げて膝も伸ばしてもらう。。。というようにグループでもできるだけ皆さんが楽しみながら体への効果を感じていただけるように、工夫してレッスンを行うように心がけています。

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