背中を反らせない人はどこが弱い?

脊柱起立筋の詳しい名前
脊柱起立筋とよく聞くけど、本当は細かく分かれている

背中を反らせるのが難しくなるのは脊柱起立筋群が硬いから

若い頃や子供のころにはできていた背中を反らせる動き。ヨガではウシュトラーサナ(らくだのポーズ)やピラティスではスワンやスイミングが代表的。
でも、だんだん難しくなってきてはいませんか?

それは、ざっくり言ってしまうと「脊柱起立筋群が硬くなっているから」とも言えます。特に、体幹の伸展は背骨の外側=腸肋筋が関係していることが
多いです。

そして、骨盤が後傾している人(骨盤が丸まっている人)は背骨に近いところを使えずに背中の外側ばかりを使っていることが多く、より背中の外側の硬くなっていることが多いです。つまり背中の深層(インナーマッスル)を使うことが苦手な方が多いようです。

骨盤が後傾している図
座っているときにそっと横の鏡や窓に映った自分を見てみよう

まずは背中全体をほぐしてみよう→ストレッチポールは優秀

じゃあ、どうすればいいか?まずは背中全体をほぐしてみよう。ストレッチポール(長いもの)の上に仰向けになったらゴロゴロ揺れる。その後にはストレッチポールから降りてドローイングの練習。外側は硬いからほぐしてあげる、内側は弱いから鍛えてあげる。このバランスが大事。

ストレッチポール初心者がまずやること

ドローイングで背中を意識する

ストレッチポールで背面がほぐれたら、マットの上で膝を立てて仰向けになる。ちょうど上の写真のポールを使ってないバージョンのポーズ。

背中の外側が硬い=使いすぎ=背中の中央部分が上手く使えてない=無理のない「呼吸」を意識したトレーニングから始めるといいです。
背中が硬いのにいきなりピラティスのスワンのようなポーズや、立って腰に手を当てて反らしてみようとしても、上手く動かなくて背中の肉離れや首が攣っちゃうこともあるので、まずは内側から膨らませてあげるようにドローイン。

肺は当然背中側にもありますので、しっかりと横隔膜を意識して深い呼吸をします。背中にも呼吸を入れるイメージを脳内でイメージをすることが大切

ドローインで背中を使う意識を

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