肩甲骨を動かすことで肩こり解消へ
肩をいろんな方向へ動かしてみよう
肩こりがひどくなると頭痛を起こす方もいて、日常生活に悪影響がでてくることも。。。でも、いつもマッサージに行くことは難しい
整骨院まで行くほどでもないかなあ。。。という方多いのではないでしょうか
私の教室でも腰痛よりも肩こりの悩みを訴える方が多いです。その時、体を見るときには上記の絵のように肩を動かせるかということ。
肩甲骨(肩)を上げる(上の図の挙上)ことは簡単にできても
肩甲骨を寄せる(上の図の後引き)は顎が前に出たり、胴体ごと前に重心移動してしまいがち
肩甲骨を下げる(上の図の下制)はできなくて、首が辛かったり。。。
肩甲骨を外へ広げる(上の図の引き伸ばし)は頭が下がってうつむいてしまいます。。。
それだけ肩甲骨を動かすことがわかりづらい=動かし方をわすれてしまっているということ。
肩甲骨の周りの筋肉は、小さいものもあり、筋肉がひも状になった「腱」もたくさんあって細かい構造です。
だからこそ、あらゆる方向へ動かすことが重要。
痛みがないことを確認して、上の図のように動かしてみる。
肩を動かす前に正しく座る
①座骨(お尻と太ももの境目にあるゴリゴリした大きい骨。左右対称にある)を椅子の座面に突き刺すように座ると背筋が伸びる
慣れていないとちょっとしんどいかも。そこはかる~くお腹を引き締めて、腰を反らないように座る
②その状態をキープして上の図のように両腕を動かす。呼吸を止めないで行う
③何度か繰り返して行う。痛みや詰まりがあるときは、1ミリずつ動かすように少しずつ動かして、自分の肩のコンディションを確かめる
できないことを考えるより、できることをまずやっていく「できない」って自分を責めないで
両腕を動かすときは肩甲骨に気持ちを向けて行う。意識して「脳」に教えることが大切です。