巻き肩を解消する運動とは?

巻き肩上から見た図
巻き肩は肩が内旋している状態

巻き肩は肩甲骨を寄せる筋肉が上手く使えてない

パーソナルレッスンに来られる方は、全てと言って良いくらいに巻き肩の症状があります。仰向けになったときに肩が床からかなり浮いてしまっている方もいらっしゃいます。後ろから見ると肩甲骨がほとんど見えません。これは、肩甲骨を寄せる筋肉が上手く使えていない状態。
なぜこうなってしまうかというと、肩の前側の筋肉が硬く強くなってしまうから。つまり、日常生活で前屈みになることが多いからです。

悪い姿勢
日常生活でスマホなしでは考えられない時代ですよね。でも肩や首への負担はおおきい。

巻き肩を解消する運動は肩甲骨を寄せる運動

じゃあ、巻き肩を改善するためにはどんな運動がいいのかというと、肩甲骨を寄せる為の運動。まずは硬くなっている前側の筋肉を伸ばす動きをします。ピラティスでは「スレッド・ザ・ニードル」などがその動きです。あまりにも硬い方には先にマッサージやコンディショニングを行います。

教室では、パーソナルレッスン時にボールを肩甲骨に当てて腕を回したり、小胸筋や鎖骨付近の筋肉をマッサージしたりしてからピラティスを行います。

その後は、チューブを使って筋トレです。

肩のチューブトレーニング

継続して行うことが大切

上記の写真のようなトレーニングを行って、肩甲骨を寄せる運動をしてもらっています。そうすると肩甲骨と肩甲骨の間がポカポカしてきて血行も良くなってくることを実感できます。血流が悪いことも肩の不調の原因の1つ。筋肉が温まることで動かしやすくなります。

日常生活の中であまりしない、肩甲骨を寄せる動きをトレーニングですることで、前側の筋肉を伸ばし、硬さを取り、後ろ側の筋肉を鍛えることになります。

たとえ、体にいいとわかっていてもトレーニングやストレッチなどは継続が大切。自宅で1人だと続かないけど、トレーニングを一緒にやることで継続することができます。継続すれば体は変化することができます。

巻き肩は悪いクセが継続された結果です。姿勢の悪さはほとんどが「体の悪いクセの継続」

体にとって良いクセの継続ができれば良い変化をもたらしてくれます

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